2月20日「高知医療センターで、医師の違法残業」

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 昨日は、県・市病院企業団議会に出席しました。

 当日、高知新聞朝刊に「医療センターで違法残業」の見出しで報じられたこともあり、看過できないことから、私の方から口火を切って、企業団の今後の対応について、ただしました。

 高知医療センターの心臓血管外科の医師2人が2016年度、労使協定で定めちれた上限を超え、月250時間を上回る残業を計4会したとして、昨年3月に、高知労働基準監督署から是正勧告を受けていたものです。

 院長は、議員からの指摘に対して、「医師の意見も踏まえ改革を図る」とした上で「うちだけが勤務時間を短くすれば、地域の救急医療ができなくなる。県、高知市全体として考えていくべき問題だ」との認識を示し、「昼夜対応しないといけない実態があるが、休み、夜は当番医に任せるなどチーム医療の中でやっていき、病院全体として働き方を変えないといけない時代になった。」と言われていました。

 他にも2ヶ月連続で超勤80時間以上の方や月100時間以上の方もそれぞれ30名前後の医師がいることも明らかになっていることもあり、医師の健康問題、過重労働による安全な医療提供への不安などを抱える中、抜本的な是正が求められます。

 また、医師に限らず、他の部局においても、潜在化している超勤があつてはならないとの指摘に対しては、「ただ働きなどということがあってはならない、本人による申告だけでなく、出入り口でのデータ管理でチェックをしやすくすることも検討したい」などと言われていたが、そのことを進める上でも、風通しのいい組織となっているのか、改めて見直すことも求めておきました。

 また、その他にも、委託費の増額が目立つ中、これまで給食部門での委託業務における業務分担の見直しや人件費、食糧材料費の増額によって委託を継続することにおける問題点などについても指摘しておきました。

 医師の勘違いでの大きな医療ミスの報告をはじめ、医師不足のために2013年度から休止していた精神科での精神科医師3人(常勤2、非常勤1)の確保のめどが立ったことから、成人分野での入院受け入れを18年度から再開することも報告されました。

 これらの課題は、問題点が全て解消されているわけではありませんので、今後の動きも注視していかなければなりません。

 そして、2年ぶりに赤字予算を計上しなければならない経営状況についても、大規模修繕の時期も今後迎える中で、 企業長の言う「最少の経費で予算執行に努め、赤字縮小、収支均衡を目指す」との姿勢も注視していきたいと思います。
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2月17日「日中関係にとって節目の春節を祝う」

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 今日は、午後からNPO法人高知県日本中国友好協会総会の総会に出席した後、中国からの高知大学、高知工科大学への留学生7名の皆さんと意見交換をさせて頂きました。

 そして、その後は恒例の「春節を祝う会」に参加し、家族と離れて高知で春節を迎えた高知大学、高知工科大学、県立大学、明徳義塾高校の皆さん31名の皆さんを囲んで交流をしてきました。

 昨年が「日中国交正常化45周年」、今年は「日中平和友好条約締結40周年」という節目が続く年に、さらなる民間レベルの交流を深め、日中両国の関係改善に高知の地からもさらに機運を高めていくことを確認し合いました。

 また、留学生との意見交換では、留学に至ったきっかけや高知で学ぶ中で、母国へ帰ったとしても日中友好の役に立てたらとの思いで頑張られている姿勢に、さらに、日本を高知を理解しようとされている姿勢を評価するとともに、高知の若者にも中国のことを知ることから友好関係が築けたらと思います。

2月16日「サイクリングを楽しんで」

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 昨日は、JCA(日本サイクリング協会)中国・四国ブロック会議が高知市で開催され、9月22日-23日と本県香南市及び周辺市町村で開催される第43回中国・四国ブロックサイクリング大会についての意見交換などをさせて頂きました。

 9年前に高知で開催したときから、高知県サイクリング協会会長を務めさせて頂いていますが、これまでの間に、高知県サイクリング協会が毎年開催している土佐センチュリーライドには、毎回400名を超える参加者があり、県内でもサイクリングイベントがあちこちで開催されるようになりました。

 そして、4年前の議会質問で取り上げたタンデム自転車(写真のような複数のサドルとペダルを装備し、複数人が前後に並んで乗り同時に駆動することができる自転車)の公道走行についても、遅ればせながら、「安全性を考慮した上で、障がい者の社会参加への新たな可能性の拡大や誰もが楽しめるサイクリング文化の普及に向けて、公道走行可能にするための検討が行われる」こととなりました。

 その意味では、今年の中国・四国ブロックサイクリング大会は、サイクリングの原点でもある、誰もが楽しんで走れるコースを設定し、香南市の多大なご協力を得ながら準備を進めていくこととなります。

 昨日の会議でも、そのコース(案)説明について、他県の役員の皆さんからは、期待の声が寄せられました。

 また、その他にもインバウンド観光とサイクリングとの関係など、各県が取り組まれている先進的な事例やご苦労などの御意見も聞かせて頂き、参考になりました。

 9月22日には、中国・四国のサイクリストが多くご参加頂き、高知の食・歴史・文化・おもてなし・サイクリングを楽しんでで頂けるよう準備をしていきたいと思います。

 アシスト付自転車で活動している私は、記録を取り始めてから、この9年間で2万3373㎞を走ってはいますが、ちょうど議会質問準備中ですので、開会式のみの参加になりそうですが、皆様を大歓迎したいと思います。

2月14日「石牟礼さんの魂を一人芝居で」

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 水俣病患者の苦しみや祈りを共感をこめて描いた小説「苦海浄土」で知られる作家の石牟礼道子さんが10日、パーキンソン病による急性増悪のため熊本市の介護施設で死去されたことは、各マスコミで大きく報道されてきました。

 熊本県天草に生まれ、生後まもなく対岸の水俣町(現水俣市)に移住し、68年には、「水俣病対策市民会議」の設立に参加。原因企業チッソに対する患者らの闘争を支援した石牟礼さんが、水俣病患者の心の声をつづった69年の「苦海浄土 わが水俣病」は高い評価を受け、以降も「苦海浄土」の第3部「天の魚」や「椿の海の記」「流民の都」などの作品で、患者の精神的な支えになってこられました。

 昨年、下知地区減災連絡会の防災講演会に講師としてお招きし、「隔離も排除もしない避難所運営」について、お話し頂いた熊本学園大学花田教授がご縁で水俣病支援をされている方々とお会いした中に、高知県宿毛市出身の俳優川島宏知さんがいらっしゃいました。

 その後も、昨年12月に映画「水俣病-その20年」の鑑賞や小児性水俣病の認定患者岩本昭則さんのお話を聴かせて頂く機会もありました。

 以来、川島さんの一人芝居の高知上演をと思っていたところで、一週間前に川島さんからお手紙を頂き、いよいよ本気モードにならなければと思っていたところに、石牟礼さんのご逝去の報。

 さらには、12日付高知新聞には、「石牟礼さん芝居で追悼」の見出しで、水俣病を描いた石牟礼道子さんのルポルタージュ「苦海浄土」を基に、一人芝居「天の魚」を川島宏知さんが18日、水俣市で初上演することになっているとの記事がありました。

 ますます高知上演を本気で考えなければと思っているところです。

 皆様のお力をお借りして、実現に向けたいものです。

2月12日「7年目の『復興』を知り、『わがこと』として考える」

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 10日に、理事をさせて頂いている高知県自治研究センター主催で開催した「第7回3.11東日本大震災から高知は学ぶシンポジウム-7年目の『復興』を知る。そして『わがこと』として考える」にパネラーとして、参加してきました。

 まず、南三陸町役場の職員お二人を4年前にもお招きし、南三陸町における「被災地を知る」ということで、直後のこと、そして復興へと歩んでいる現状についてお話頂き、今回も4年経った復興状況について、同じお二人からご報告をいただきました。

 また黒潮町の防災対策についての報告も受けた後、パネルディスカッションで「7年目の復興を知る」と題して、3人の報告書に加えて、私も出席させていただき意見交換をさせていただきました。

 災害公営住宅や防災集団移転事業で確保される住宅の入居状況を聞くにつけ、時間がかかればかかるほど入居者数が減少していくことなども明らかにされました。

 また、災害公営住宅における福祉と住まいの連携と言うことでの「福祉配慮住宅の計画反映」や「見守り支援」「高齢者生活支援施設の整備」など住宅の確保だけでは、復興にはならないことも改めて明らかになっています。

 南三陸町だけでは仮設住宅用地が確保できず隣の登米市の仮設住宅に入居した方などが復興の遅れによって南三陸に戻って来られない方なども多くおられたとのことなど、南三陸に戻って来られないのは、将来の街の姿、先の姿が見えないと言うことが大きな要素であったように言われていました。

 そのためにも、事前復興計画で将来の姿を早く描ける備えをしておくことは、大事なことだと改めて感じたところです。

 私も、パネラーの一人として「高知市下知地区で考える『事前復興』」と題して、地区防災計画と事前復興のことについて、報告させて頂きましたが、南三陸町の復興の話を聞くことで考えさせられた「事前復興」。町内全体の2/3の地域で地区防災計画に取り組まれている黒潮町のお話を聴かせて頂いたことは、私にとっては大きな学びとなりました。 

 報告者の三浦さんや及川さんとは4年前にもお話を聞かせていただく機会がありましたが、それからもずっと復興の中でいろんな課題を抱えながら、取り組まれているお話を聞くにつけ、被災地の7年間を「わがこと」として、私たちが学ばなければならないことを感じさせられました。

 貴重なお話をありがとうございました。

 今日は、午後1時から高知市の自主防災会事例発表会に参加してきます。

 そして、それぞれの防災会が取り組んでいることを「わがこと」として学んできたいと思います。
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sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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