4月21日「避難困難地域でハード・ソフトの仕組みを考える」

resize5165.jpg
resize5166.jpg
resize5168.jpg
resize5167.jpg
 今朝の高知新聞「地震新聞」は、3月29日のこのコーナーで報告した「長期浸水地区の課題がシュミレーションでも明らかに」で取り上げた長期浸水区域における津波からの住民避難シミュレーション結果による「津波避難ビル不足・偏在課題」のことでした。
 記事では、シュミレーション結果による、「昼間に地震が起きた場合は7万8千人が避難ビルにたどり着けるものの、100棟で人があふれ3万3千人分のスペースが不足する」ことや「杉井流、丸池町、新田町などの周辺では避難困難地域が生じる」などの事態が想定されることが分かったことを踏まえ、下知地区の避難困難地域の丸池町を防災会の方とのまちあるきで災害リスクを検証したり、もう一つの弥右衛門地区には、自主防災組織が少なくて情報の共有が不足していることなどについて南金田防災会長から、聞き取りながら、課題を明らかにされています。

 避難ビルへの避難者数の超過・偏りについての対応は、「避難ビル等の追加指定や整備」または「避難ビルへの分散型避難」が考えられるとのですが、私たちは、「下知地区防災計画」を検討する過程の中で、これまでもその課題を克服するための取り組みの提案はしていますので、より地域と行政が一緒になって、検討を深め、協働の取り組みの必要性に迫られているということが、明らかになったのではないかと思います。

 決して充分ではないかもしれませんが、高知市が丸池町内にある勤労者交流館に外付け階段を設置し、津波避難ビルに指定されようとしていますが、高知大・岡村眞名誉教授が、記事で指摘されている「災害時は訓練以上のことはできないので、日頃から訓練を重ねることも重要だ」とのことを肝に銘じて、この施設を使った共助の避難訓練が繰り返し行われることで、災害に「も」強いまちの丸池に一歩踏み出していきたいものです。
スポンサーサイト

4月20日「5.15事件を想起させる自衛官暴言は許せない」

resize5164.jpg
 防衛省統合幕僚監部に勤務する30代の男性三等空佐が民進党の小西参院議員に「国民の敵だ」と暴言を浴びせ、罵った問題で、これまでの日報隠蔽問題で、揺らいでいた文民統制が、いよいよ危機的とも言える状況を露呈したと言えるのではないでしょうか。

 しかも、小野寺防衛相は、当初は「小西議員に不快な思いをさせたことに関しては、申し訳ないという気持ちだ」と語り、「若い隊員なので様々な思いもある」と三佐を擁護するともとれる発言もするなど、文民統制という民主主義の根幹にかかわる重大事という認識にまったく欠けていると言わざるをえない、コメントを発していました。

 そのコメントに、批判を受けて、昨日の委員会で「自衛官にも憲法で保障された内心の自由は認められるが、今回のような不適切な発言は決して認められない」「不適切な発言をした者を擁護するつもりはない。厳正に対処する」と陳謝・釈明したとされているが、まさに本音は、当初の擁護コメントであったのだろうと思わざるをえません。

 今朝の朝日新聞31面の「自衛官暴言 揺らぐ文民統制」記事では、1932年には「海軍の青年将校らが『国民の敵たる既成政党と財閥を殺せ』と書いた紙をばらまき、首相官邸で犬養毅首相を射殺」した5・15事件と重ね合わせて、危険視しています。

 また、ジャーナリストの布施祐仁さんによる「自分の立場を自衛官と明かして国会議員に『敵』と言うのは、統制なんか受けないと宣言しているに等しい」との指摘も紹介しています。

 「戦前、軍部が政治に影響力を及ぼした反省から、戦後は政治が軍事に優越する制度としての『文民統制』」の形骸化に、歯止めをかけられない今の政権の危うさを憂うばかりでなく、何としても民主的な手続きで打倒しなければならないとの声が高まっています。

4月18日「ルネサス高知工場承継先確保姿勢に変化か」

resize5162.jpg

 昨日から、県議会は各常任委員会において、本庁各課の業務概要調査を開始しております。

 私は、商工農林水産委員会ではないので、直接の議論を聞いてはいませんが、新聞報道によると、5月末に閉鎖するルネサス高知工場の承継先探しが難航する中、工場用地の単独活用を改めて視野に入れ、高知工場に関し「承継先の確保には至っていない」ものの、工場用地の再公募方針を示したとのことです。

 県は16年11月、いったん販売先の公募を開始したが、高知工場の承継企業による一体的な利用を最善策として承継先探しを優先し、販売を手控えていたものだが、このことから推測されるのは、少なくても一体的な利用を考慮に入れた承継先確保を諦めたと言うことなのだろうかと感じざるをえません。

 12月定例会において、私の質問に対して、知事は「何としても承継先の確保、こだわるべく努力をしていきたいとそのように考えています。山形でもギリギリの段階でしたのでね、高知でぎりぎりの段階まで何としても我々として結果を出すべく努力を重ねたいとそのように思ってます。」と答弁し、2月定例会でも、知事は提案説明の中でも、「現時点では、まだ承継先の確保には至っておりませんが、ルネサス社の活動状況をしっかりと確認しながら、本年5月末までに承継先を確保できるよう、最大限の努力を重ねてまいります。」との姿勢を示していました。

 ところが、この記事を読むかぎりでは、県の姿勢に、変化が見られたように思えてなりません。

 もし、変わったと言うことであれば、知事は、何らかの説明責任を果たすべきではないかと思ったところです。

4月17日「『在宅被災者』を支えるしくみを一日も早く」

resize4465_20180417081501460.jpg
resize4463_20180417081530fd8.jpg
resize2427_201804170813094da.jpg
 2度目の震度7を観測した熊本地震の本震から、16日で2年がたちました。

 まだまだ進まない被災地の状況がマスコミを通じて報道されます。

 そして、今なお3万数千人が仮設住宅で暮らす一方で、避難所や仮設住宅には行かず、壊れた自宅に住み続けている「在宅被災者」の存在にも目が向けられています。

 とくに、報道で目立ったのは、自宅の軒先に建てたビニールハウスや倉庫で暮らす「軒先避難」という言葉でした。

 最初は、少しの間の仮住まいの思いで、一刻も早く自宅を再建するつもりだったのが、復旧工事の集中で建築業者が見つからず、軒先避難のまま2度の冬を越したという方も少なからずいらっしゃるとのことです。

 その中には、被災住宅の応急修理制度を使ったため、補修済みと見なされ仮設住宅に入れない世帯もあったりと言うことだが、これらの課題は、在宅避難者問題がクローズアップされた東日本大震災の教訓が生かされていないということを感じさせられます。

 2015年石巻市を訪ねたときに、そのような課題を突きつけられたことを思い出します。

 昨日の朝日新聞社説は「支援を必要とする在宅被災者がどこに何人いるか、行政はつかみきれていない。いわば「見えない被災者」だ。元の場所でなんとか生きていこうとするこうした人たちを守れなければ、地方の被災地は人口の流出が続き、衰退するばかりだ。また、想定される首都直下型や南海トラフ巨大地震では、避難所の収容能力や仮設の建設用地が限界を超え、「在宅」が圧倒的に増えるのは間違いない。現に東京都は「可能な限り在宅避難を」と呼びかけている。「在宅」の実態を把握し、生活を支える方策を、いまのうちから積み上げていきたい。たとえば住宅の応急修理を援助する制度の見直しだ。支給額は50万円ほど。決して大きな金額ではないが、受け取ると仮設への入居は認められない。しかも対象は「半壊」と「大規模半壊」だけで、「一部損壊」には支払われない。もっと柔軟な仕組みにすべきではないか。」と指摘されています。

 災害がおきてからでは間に合いません。

 今から、見直す。

 そして、遡及してでも適用することで、一日も早い復興が進むことを願いたいものです。

4月16日「『安倍やめろ』の声は、さらに高まる」

resize5160.jpg
resize5161.jpg

 この週末にマスコミ各社が行った世論調査で、安倍首相の支持率は、日本テレビ系列NNNの世論調査で安倍内閣の支持率は26.7%となり、共同通信社は37.0%と下落し、朝日新聞社では31%となっています。

 朝日新聞世論調査では、加計学園の問題では、柳瀬氏が愛媛県職員らと会い、「本件は、首相案件」と述べたと記された県文書の存在に対して、柳瀬氏の面会の記憶はないと否定し、安倍首相も、指示や関与を否定している政権の説明に、76%が「納得できない」と答えています。

 また、森友学園への国有地売却問題について、地下ごみ撤去で、財務省が学園に、うその説明を求めた対応には、83%が「大きな問題だ」と答え、当時の佐川理財局長の説明に77%が「納得できない」とし、この問題の解決のため、安倍首相の妻昭恵氏の国会での説明の「必要がある」が61%になっています。

 イラク派遣の際の陸上自衛隊の記録「日報」問題について、シビリアンコントロール(文民統制)が「できていない」が75%となっています。

 「加計・森友・日報」問題が今の安倍政権の弊害として生じたことが明らかになっている以上、「安倍やめろ」早期退陣を求める声は、大きなうねりとなって、広がるに違いありません。

 14日の国会議事堂前の5万人行動が、そのことを物語っています。
リンク
FC2カウンター
最新記事
プロフィール

sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

QRコード
QR