7月18日「ギャンブル依存増加、暴力団関与の危険性があるカジノ法案など許されない」

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 私たちの住む地域には、暴力団事務所が2カ所もあり、昨年から暴力団追放集会や事務所に向かっての撤退要請パレードなどを行っており、今年も21日(土)には、行う予定です。

 先日も、事前の学習会を行う中で、本県内で14組織、約70人の組員がいる中、高知市内には12組織あることも明らかになっています、

 さらに、県内で抗争が起こらないとは限らないことや、地域に暴力団排除モニターになってもらえる人はいないかなどとも言われる中で、地域のコミュニティを大切にする意味でも、暴力団排除に起ち上がろうともしています。

 そのように、地域が暴力団排除に起ち上がろうとしているときに、政府は暴力団などの反社会的勢力を完全に排除できない可能性のあるカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の成立を目指そうとしています。

 朝日新聞によると、闇カジノの社長は「ばくちは麻薬。政治家たちは、ばくちの本当の怖さを知らないんだ」と、ギャンブル依存症の対策では対応できないことを暗示し、「暴力団に対する規制のルールさえ決めてくれれば、網にかからないやり方を考える」と、関東の山口組系暴力団幹部は話しています。

 そして、西日本の暴力団関係者の男は、「週3回」の入場制限に達した人や、入場料などの制約を避けたい人を狙った違法カジノが増えると予想しており、「一度カジノの楽しみを知れば、制限なく入れる店に絶対行きたくなる。地方でも違法カジノができるだろう」などと言われたら、暴力団はカジノ解禁を手ぐすねをひいて待っているのではないかと思わざるをえません。

 私たちの地域での勇気ある行動が無にされるようなカジノ法案強行成立などは、なんとしてもやめてもらいたい。

 政府は、こんな法案成立に血道を上げるよりも、災害復旧に全力を挙げてもらいたいものです。
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7月17日「お酒が家族を、人間関係を壊す時」

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 昨日は、毎年お招きをいただいている高知酒害サマースクールで来賓としてご挨拶をさせていただいた後、酒害者や家族の体験発表を聞かせて頂き、午後からの記念講演としてお父さんがアルコール依存症であった漫画家の菊池真理子さんのお話を聞かせて頂きました。

 菊地さんは、「酔うと化け物になる父がつらい」とのコミックを出版されており、「アルコール依存症の親を持つ子供が抱く罪悪感について」のテーマでお話しされました。

 コミックの帯には「今日もお酒が家族を壊す」と書かれており、「酔った父はイヤだけれど、このくらいなら普通の範囲じゃないか」との思いが拭いきれなかった菊地さんは、「家族が泥酔する問題は、それほどまでに当事者にとっても、分かりにくいものだと感じます」と言われていますが、お話の中でも「お酒を飲んでいることで、人間関係が壊れるという状態になったときは、治療の対象である」ということが、難しい中での線引きであることに実感がこもっていました。

 こんなおとなを作っている「酒の上での失敗は武勇伝」「ノミニュケーションができない若者の評価がされない」などというこの国の「酒飲み文化」が果たして良いのかと言うことも問い直されることも必要だと改めて思いました。

 菊地さんの著書に挟み込まれていたメッセージ「この本が家族の飲酒に苦しんできた方や、今も泣かされている方、どうしたらいいか分からない子どもたちの存在を知るきっかけとなり、今後を考えるための一助となってくれたら、作者として体験者として、これ以上の幸せはありません。」ということが、講演からもしっかりと伝わってきました。

 当事者やご家族の方たちが断酒を決意するために支え合う仲間たちとつながり、必至の思いで努力されている中、もう一つの膨大な依存症を生み出す危険性からも反対されるカジノ法の制定が依存症対策法があればいいという形で強行されようとしている政治家たちに当事者や家族の苦しみを伝えていかなければならないと感じたところです。

 このサマースクールも46回を数えますが、今年でお招きをいただいて16回目になろうかと思います。

 今年もまた、多くの気づきを頂きました。

7月15日「言い訳もできぬ醜態『自民亭』」

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 すでに、「赤坂自民亭」の愚行に対して、国民の不信感が高まっていることは、さまざまなマスコミ報道で明らかになっています。

 この国の首相は、麻原彰晃死刑囚ら元オウム真理教幹部7人の死刑執行前日であり、気象庁が緊急会見を開き、「非常に激しい雨が断続的に数日間降り続き、記録的な大雨となる恐れがある」と最大級の警戒を呼びかけ、被害が全国に生じ始めていた5日夜、上川法相、岸田政調会長、竹下総務会長、小野寺防衛相、吉野復興相ら40人超の自民党議員等とは、写真のような酒盛りに興じていました。

 そのことについて、記者会見で質されたら菅官房長官は、「大雨に対しては官邸でもしっかり対応している」「それぞれの部門でしっかりやっている」などと回答していますし、小野寺防衛相は「防衛省からは随時連絡が来ておりましたし、その都度、指示を出していたので、とくに支障はないと思います」などと、酒を飲みながら自衛隊に対して指示を出していた、発言していました。

 これは危険に晒されている国民と救助に向かう自衛隊員たちを同時に馬鹿にしているとしか思えないとの批判の声が高まっています。

 また、甚大な被害を受けた岡山県を訪問した安倍首相は、そこで初動対応が遅れたという指摘について記者から質問されて「政府として一丸となって、発災以来、全力で取り組んでまいりました」と応えたが、気象庁の緊急会見があり、被害が出始めていたときに、酒宴に興じ、気象庁緊急会見から67時間後の8日午前9時、ようやく災害対策基本法に基づく非常災害対策本部を設置しながら、よく言えたものだと言わざるをえません。

 しかも、この赤坂自民亭という醜態をツィッターで拡散した西村内閣官房副長官は、12日の参院内閣委員会で「週末の大雨による災害発生時に会合を開いているかのような誤解を与え、不愉快な思いを抱かせたことをお詫び申し上げます」と述べたのだが、これにもふざけるのもいいかげんにしろと言いたくなります。

 「会合をやっているような誤解」というが、会合ではなく宴会だし、誤解ではなく事実そのものであるし、「誤解を与えた」などと国民の受け取り方が誤っていると濡れ衣を着せたり、「不快な思いをさせた」とかのレベルではなく、「多くの被害を出してしまい、申し訳ありませんでした」となぜ言えないのかと腹立たしい限りです。

 被災地では、被災者とボランティア、支援者、自治体職員が汗を流して復旧に起ち上がっていることに向き合うことのできない弛緩しきった政権に、国民の安心と安全、災害対策を任せるわけにはいきません。

7月14日「会議などの連続で慌ただしく」

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 本当は、詳しく報告したいこともありますが、午前中は今夜の下知地区減災連絡会のレジュメ作成・印刷、2件の来客対応、午後からの「犯罪被害者支援条例を考える会」シンポジウム、さらに高知県日中友好協会理事会と連続しており、昼食も口にできませんでした。

 そして、今から、下知地区減災連絡会役員会の開催準備のため、そろそろ会場に向かわなければなりません。

 「犯罪被害者支援条例を考える会」シンポジウムは、昨年も一度勉強会をさせて頂いており、今回様々な分野で犯罪被害者支援に関わられている方々からのお話を聴かせて頂き、その必要性を改めて痛感させられました。

 条例のない本県で、犯罪被害者が「どこでも」「いつでも」「良質な支援」を受けることのできる体制を築けるように条例化に向けた活動に、われわれも取り組んでいかなければなりません。

 さらに、高知県日中友好協会理事会では、昨日の中国帰国者の会役員会の報告をしなければならず、絶対抜けられないと言う状況で、今からの、下知地区減災連絡会も、活発な議論で多分21時頃になろうかと思いますが、空腹を我慢して、もう少し頑張ります。

7月12日「『都市計画道路はりまや町一宮線』工事再開に納得いかず」

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 議会閉会後、ただちに「平成30年度7月豪雨」へと続く状況に至り、関連する思いを綴る機会が多く、7月6日に閉会した6月定例会のことについても、報告する機会を失っていましたが、ここで若干させて頂きます。

 県議会6月定例会は、2018年度一般会計補正予算案5億1300万円など執行部提出の24議案を全会一敦で可決、承認、同意し、閉会しました。

 中でも「はりまや町一宮線」の拡幅工事関連費用2億3900万円を盛り込んだ補正予算については、工事を再開して、4車線整備を進めるための設計予算については、所属する産業振興土木委員会でも、反対の立場から発言などもしました。

 この「はりまや工区」は、これまで7年間工事を中断していましたが、昨年からまちづくり協議会を5回開催し、2回のパブリックコメント実施、整備のあり方について議論を重ね、本年2月には、「希少動植物が生息する自然環境や新堀川界隈に残る史跡などと調和を図り、安全で安心できる道路整備を進めるためには、「新たな道路計画案」が相応しい」との提言が協議会から出され、4月には、高知市長の「子どもたちの安全確保のため、「新たな道路計画案」により早期に整備を進めていただきたい」との意見を受けたことから、県が工事再開を判断したというものです。

 「安全でスムーズな交通の確保」「希少動植物生息・生育する環境の保全」「歴史や文化の保全と再生」「歴史や文化、自然環境を活かしたまちづくり」を配慮した「新たな道路計画案」で工事再開するというものですが、この4点の配慮のあり方がけっして、これまで7年間も中断していた工事を再開するに充分な「配慮」ではないとの観点から議論をさせて頂きました。

 まず、「新たな道路計画案」をとりまとめた「まちづくり協議会」での協議のあり方が国交省が示している道路計画策定プロセスガイドラインの計画策定プロセスの透明性、客観性、合理性、公正性の向上に資することができたかというとはなはだ疑問な点が多かったこと。

 また、「4車線への道路拡幅前提の自転車歩行者道での安全確保が子どもの安全最優先とは言えるものではない」こと。

 希少野生動植物の保護を巡っても、中断前の期間を含め約10年間にわたり蓄積されたデータが第三者によって充分に、客観的に評価・検証がされたとは言い難く、工事再開によって定着・保護の可能性も担保できないこと。

「歴史や文化の保全と再生」「歴史や文化、自然環境を活かしたまちづくり」も大きな配慮とされているが、手を加えた偽物によって保全と再生が図られるのか、また、歴史、文化、まちづくりの専門家も協議の場に加わっていなかったことなどを含めて、もう一度立ち止まって、充分に議論し、283mで39億円(国27.3、県9、市2.7億円)もかけた「新たな道路計画案」の見直しを求めました。

 しかし、工事再開に伴う設計関連の補正予算を減額する修正案も、県民から出された「はりまや町一宮線の工事を立ち止まって考えて頂くこと」を求める請願も少数で否決されました。

 また、意見書議案では、共産党が提出したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案の廃案を求める意見書案には、「県民の会」からも7人が賛成しましたが賛成少数で否決されました。

 今回の死者が200人を超すという「平成30年度7月豪雨」災害の救出支援、復旧・復興が一日でも早く進むことを願いながら、この災害からの教訓を次に活かしていける議会活動につなげていきたいと思います。
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sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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