5月21日「浦戸湾可動式防波堤見送り」

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 報道によれば、昨日、開会された浦戸湾周辺の津波、浸水対策についての検討会で、これまで報じられていた可動式防波堤の見送りが確認されたとのことです。

 会では、これまで浦戸湾の外に第1の防護ラインとして新港沖の防波堤、浦戸湾の入り口に第2のラインとして湾外縁部・湾口部の防潮堤や可動式防波堤、浦戸湾内部の護岸を第3のラインとする三重防護を掲げ、頻発する地震津波に対しては浸水を防ぐ視点、最大クラスの地震津波に対しては災害を少なくする視点から検討していました。

 昨日の会合では、このうち第2ラインとして一昨年整備計画を発表していた浦戸湾を締め切る可動式防波堤は最大クラスの津波が発生した場合、浸水軽減効果が、湾内外の堤や護岸を強化する対策よりも低いことが報告され、浸水面積を小さくできないことや津波到達時刻を遅らせる効果が見られないなどの結果から、可動式堤防の整備を見送ることとしたものです。

 検討会では、今後、「三重防護」で津波の浸水被害を低減させる減災対策を進めるほか、河川や湾内環境への影響を考慮しながら、固定式構造物の整備が検討され、2015年度内中に、最終的な浦戸湾周辺の「三重防護」の整備計画をまとめることにしています。

 可動式防波堤が検討の俎上にあがったとき、私は2011年秋の『県政かわら版』35号で、「防災・減災効果の検証と地震発生時の揺れや津波に対する強度・稼働の保障、周辺住民の安全度の確保など課題は散見されており、事前の充分な検討が必要です。」と書いていたことを思い出したところです。

 しかし、連日出先機関の業務概要調査に出かけている間に、本来なら傍聴しておきたい会議が順次開催されており、残念でなりません。どうしても、後から資料を目にするだけでは、どこで議論が深まったかなどが分からず、腹にストンと入りにくいことがあります。

 いずれにしても身は一つ。この一年そんな毎日が今まで以上に続くことになると思います。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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