7月25日「取り繕っている『丁寧さ』に国民は騙されない」

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 昨日の衆院での閉会中審査において、首相が国家戦略特区を活用した加計学園の獣医学部新設計画の申請を知った時期は政府の国家戦略特区諮問会議で加計学園を事業者とすることを正式決定した「今年1月20日」と明言したことを巡って、これまでの見解との違いが指摘されています。

 朝日新聞でも、6月中旬の参院予算委で、社民党の福島瑞穂氏の「いつから知っていたのか」との質問に対し、首相は「国家戦略特区ではなく構造改革特区で申請されたことについては私は承知していたが、その後に私は(特区諮問会議の)議長を務めているので、国家戦略特区に申請すれば私の知りうるところとなる」と答えていたとしています。

 また、小口幸人弁護士のFBでシェアして下さっているHOM55さんのツィッターでは、福島みずほ議員の4月18日の質問主意書「加計孝太郎理事長が今治市に獣医学部を作りたいと考えていることをいつから知っていたか?」に対する答弁書には平成19年11月には知っていたとされる旨の記載があり、民進党の宮崎岳志議員が5月8日の衆院予算委での質問に対しても、平成19年11月の構造特区提案で知ったという旨の答弁をされています。

 「構造特区」と「国家戦略特区」と使い分けてはいるが、加計孝太郎理事長が今治市に獣医学部を作りたいと考えていることは8年も前から知っていて、それ以降何度も食事・ゴルフをはじめとした面談の場で獣医学部新設に関して何も話していないと言うことをいくら言い張っても、俄に信じられないというのは国民の誰もが思うことでしょう。

 さらに、昨日の民進党大串議員の首相と加計理事長の頻繁な食事・ゴルフの「食事あるいはゴルフの料金は総理が持っているのか」などと質問すると、安倍首相は「割り勘の時もある」「(ゴルフの)私のプレー代は私が払っている」と説明し、問題はないとの認識を示し、獣医学部新設の話題については会食やゴルフの場で「一切なかった」「そこで何か頼まれたということは一切ない」と繰り返し強調していました。

 これに類似した質問を3月13日に行った福島みずほ議員とのやりとりは、安倍総理が、まっとうな質問をした福島みずほ議員を侮辱し、半ば脅し、誰も求めてもいないのに、働きかけてたら責任を取ると言った日ですが、その日の議事録だけは、いまだ参議院のネット上で公表されていないものです。

 その当時の、首相の答弁ぶりの酷さこそが、首相の本音であって、昨日来の「丁寧さ」は取り繕われているものであるとしか思えませんし、この「丁寧さ」に国民が騙されることがあってはならないと思います。

 今日の参議院閉会中審査では、真相に迫る野党議員の追及を願うばかりです。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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