8月20日「避難所運営の『主役は私たち』」

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 昨年に引き続き、「高知市被災者支援拠点運営管理者研修・訓練」が、本日まで行われていますが、なかなか日程調整がつかず、二日目の「熊本地震、益城町中央小学校体育館避難所から学ぶ、これからの避難所の課題とできる備えとは」と題した吉村静代さんのお話だけでもとの思いで、聞かせて頂きました。

 吉村静代さんは、自らも避難者でしたが、避難所である益城中央小学校の体育館では、約400人の被災者が雑魚寝をして足の踏み場もなかった状況を、みんなで通路と寝る場所に区切りをし、余震が来た時に逃げられるように区画整理をするところから、始めるなどのリーダーシップを発揮された方でした。

 吉村さんは、「明るい避難所をめざす」ために、「支援する側と支援される側の関係を良くする」「知り合いでない避難者同士でつながれる関係づくり」「子どもたちの落ち着きを取り戻すため子どもたちと向き合う専任者を配置」「プライベートスペースについても、そこに引きこもってもらっては困るので日中は開けっ放しとしていた」「行政支援のありかたについて理解し、本来業務に戻って頂き、6月20日から自主運営を行う」ことで、避難生活の中で日常に返していくための取り組みを行ったとのことでした。

 避難所には、コミュニケーションのできる安らぎの場所を設置したり、役割分担をするのではなく、できる人が、できることを、できたしこ(できた分だけ)担ったり、避難所からの入退室においては、必ず挨拶を心がけるなどして笑顔の絶えない避難所を築いていったことなど避難所運営の主役は避難者自身であることに改めて気づかせて頂く、随分参考になるお話でした。

 学校再開に向けて8月18日には、避難所の閉所を願い出て、仮設団地などに移っていきましたが、そこでも繋がりということを心がけておられるとのことでした。

 吉村さんは避難所閉鎖にあたって、「仮設住宅では、避難所で培った強い絆、明るく風通しの良い生活をさらに広げていきたいと思っています。そして、いずれ公営復興住宅や自宅再建という流れの中で避難所、仮設住宅で培ったコミュテイが活かされる事を願って活動してまいります。さらに、避難所~きままに~を「益城だいすきプロジェクト・きままに」としてコミニュテイ形成・自立支援・心豊かな安心のまちづくりの活動を展開してまいります。」と挨拶されています。

 とにかく、日頃から人と人との繋がり・コミュニティーを構築しておくことが、避難生活を明るいものにしていくことになることを実践の中から学ばせて頂きました。

 今年、挨拶で繋がる街下知を目指していく私たちの取り組みも、災害に「も」強いまちになることも含めて、その方向性を確認できるお話だったと思います。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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