8月26日「関東大震災朝鮮人虐殺をなきものにするのか」

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 昨日から、小池東京都知事が、「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式」に、追悼文を送らない方針を決めたと一斉に報じられています。

 この追悼式は日朝協会などが、関東大震災が発生した9月1日に毎年主催しており、追悼文は歴代都知事が送っていたが、今年から方針を変更するということです。

 追悼文を取りやめる理由について、小池知事は記者会見で次のような回答をしています。

 「追悼式が行われる都立横網町公園は、震災、犠牲者を追悼する公園になっていて、園内ではいろんな追悼の集いが開催されている。都知事として震災への追悼は、すべての方に哀悼の意を表す『大法要』で、年2回行っているので、今後は個別のものには対応しないということ。昨年は、慣例的事務的に出していた。」

 また、「民族差別という観点というよりは、災害の被害、さまざまな被害によって亡くなられた方々に対しての慰霊をしていくべきだと思っている」と述べるなど、その姿勢は、関東大震災という自然災害の被災者と、関東大震災直後に人為的に虐殺された朝鮮人被害者とでは、犠牲や被害の意味がまるで違うにもかかわらず、それを震災犠牲者として一括りにするもので、虐殺という事実をなかったことにしてしまうのではないかといわざるをえません。

 追悼式を主催している日朝協会都連合会赤石英夫事務局長は「天災による犠牲と、人の手で虐殺された死は性格が異なる。一緒に追悼するからという説明には納得できない」と話されています。

 私も、2005年5月に墨田区を訪れた際に、墨田区横網町公園内の震災復興記念館の見学とあわせて、朝鮮人犠牲者の追悼碑にも手を合わせてきました。

 追悼碑には、関東大震災の際に流言飛語などによって、軍隊や警察ばかりでなく、在郷軍人・青年団などを中心に各地区で結成された自警団の民衆などによって、多数の在日朝鮮人が殺害されまたことが記されていました。

 この事実をなきものにしようとする小池都知事の姿勢は許されるべきものではないということを強く抗議しておきたいと思います。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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