9月19日「多様な人々が、生きやすい地域を考える」

resize4521.jpg
resize4522.jpg
resize4523.jpg
resize4520.jpg
resize4519.jpg

 昨日は、毎年高知アルコール問題研究所からお招き頂いている「酒害サマースクール」に出席させて頂きました。

 今年のサマースクールでは、県立南中・高校漫画研究部が作成したアルコール依存症のパンフレットが参加者全員に配布されるなど教育との連携にも取り組まれていることが分かりました。

 さて、森川すいめい(みどりの杜クリニック院長)氏の記念講演「なぜ、生きやすい地域のひとたちは、ひとの話をきかないのか?」は、かつて私も議会質問(平成26年2月定例会)で引用した徳島県旧海部町の現地調査を行った岡檀さんの「生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある」という著書に影響された森川先生の自殺希少地域の特徴の主観的まとめによるもので、考えさせられることの多かった講演でした。

 途中で、体験させて頂いた「語る安心安全の場づくり」も良かったと思います。

 自殺希少地域の主観的とりまとめに綴られたキーワードは次のようなものでした。
●人生いろいろあるもんだ、から始まる
●普段はゆるやかなっながり、何かあったらすぐ動くことができる(即時支援)
●できることはする、できないことは相談する
●心理的連続性のあるチームがある
●困りごとは即、今、助ける
●申し訳ないとおもうひとが少ない
●本人たちの声が大事にされて組織が変化していく/意思決定は現場で
●柔軟かつ機動的
●透明性
●ならうよりなれる(トライアンドエラー)
●助けっぱなし助けられっぱなし・あげっぱなしもらいっぱなし
●排他性が少ない。多様性に慣れている(ポリフォニー、ホライゾン)。偏見が少ない
●精神の病は、ひととひとの間にある(診断はいったん脇に置く)
●自分のこころを大事にできている。ゆえに、ひとのことを尊重できる
●相手は変えられない(他者性の尊重)
●私がどうしたいのか
●ダイアローグな会話
●安心安全は第一
●子どもがとても大切にされている
●なるようになる、なるようにしかならない

そして、それがフィンランドで生まれたオープンダイアローグとの共通性があるということでその7つの原則を示して頂きました。
●すぐに対応する
●ソーシャルネットワークの視座(たくさんの人とのかかわり)
●柔軟かつ機動的に(相談の敷居の低さ)
●責任を持つこと/持てること(私の)
●心理的連続性(心でつながっていく)人が多様であることを知る・包摂性
●不確かさへの寛容(不確かな未来に寛容になっていく)
●対話(聴くと話すを分ける、相手のことを尊重していくことから始まるのが対話)
 この原則が守られていると、ひとのこころが守られていることになるとのことでした。

 森川さんは著書で「自殺希少地域では、住民に何か問題が起こるのは当たり前と考え、問題があったときは、できることは助けるし、助けられなければ誰かに相談する。」ともあるが、先生の主観的まとめとオープンダイアローグの7原則を自分たちで、地域で考えあってみたいと思いました。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

リンク
FC2カウンター
最新記事
プロフィール

sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

QRコード
QR