11月8日「トランプのポチぶりが一層明らかに」

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 トランプ米大統領の来日を前に娘でもあるイバンカ大統領補佐官が3日に日本政府主催の国際女性会議で講演し、アベノミクスが女性の社会進出の機会を増やし、「ウーマノミクス」は「進んでいる」と持ち上げました。

 しかし、アメリカメディアは「日本の女性の社会進出は進んでなく、世界ランキングではむしろ後退している」と報じ、会場の半分が空席だったことも指摘しています。

 それは、2017年版ジェンダーギャップ指数の世界順位で、安倍政権下で2017年は114位と過去最低を記録していることからもあきらかになっています。

 また、男女の所得格差は、今の安倍政権が発足する前の2012年は80位だったのが、2017年には100位と大幅転落しており、日本の女性の所得は男性の半分しかありません。この原因は、富裕層と貧困層の格差拡大や、下のグラフにある女性の非正規雇用率・非正規労働者数(総務省「労働力調査」)が安倍政権で過去最高を記録していることにあることは、よく知られています。

 さらに、各国の中央政府職員(国家公務員)の上級管理職と中間管理職の女性割合では、各国2015年の数字(OECDの直近データ)で、日本は3%と上位国のわずか20分の1という異常に低い数字で世界最下位です。

 以上などからも、「アベノミクスで女性進出」どころか、「アベノミクスで女性差別推進」が客観的事実であることを、イバンカはご存じないのか、ただ用意された原稿を喋らされただけなのかと考えざるをえません。

 そして、トランプは、来日前に立ち寄ったハワイで「パールハーバーを思い出せ。戦艦アリゾナを思い出せ。決してあの日を忘れない」とツィートし、あえて日本の入国審査や法体系が通用しない横田米軍基地に降り立ちました。

 さらに、横田基地では、「我々は空を支配し、海を支配し、地上と宇宙を支配している」と米兵を前に演説しているが、他国の駐留基地で「空と海と地上を支配している」などというセリフを平気で口にするのは、これは明らかに“日本には主権などない、いまも米国の支配下にある”とのメッセージにほかならないのではないかとも言われています。

 しかも、トランプが今回の来日で目的にしていたのは、日米同盟の結束などではなく、武器の売りつけであったことも明らかになっています。

 安倍首相との共同記者会見でトランプは「安倍首相は様々な防衛装備を米国からこれから購入することになるだろう」「そうすれば上空でミサイルを打ち落とすことができる」と述べています。

 そもそも技術的問題として可能かどうかは別として、もし上空のミサイルを撃ち落としていれば、逆に日本の先制攻撃とみなされ、北朝鮮が日本を攻撃する口実を与えることになってしまうだろう。そうなれば、アメリカは戦争に突入できるぐらいに考えているのではないか。

 そんなトランプの思惑と「完全に一致する」安倍首相の無批判的米国隷従ぶりが明確になった今回のトランプ来日が残したものの怖ろしさを我々は看過できません。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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