1月14日「『差別解消三法』の活用と具体化で人権尊重を」

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 昨日、一昨日と部落解放同盟高知市協、部落解放同盟高知県連の荊冠旗開きに出席させて頂くとともに、一昨日は第10回部落解放・人権講演会で、谷元昭信先生(関西学院大学・大阪市立大学非常勤講師)の「真の連帯を求めて-部落解放への展望~「差別解消三法」と積極的活用への課題からの考察」をテーマとした講演を聴かせて頂きました。

 「『差別解消三法』と『部落差別解消推進法』成立経過への考察」では、「障害者差別解消法」「ヘイトスピーチ解消法」「部落差別解消推進法」の比較から、「差別解消三法」の個別特徴と問題点を指摘され、これらの法律を具体的に活用し、内実を作り上げていく当事者運動・市民運動の広範な取り組みが不可欠であることが強調されました。

 「『部落差別解消推進法』制定に至る歴史的経緯と背景」から「部落差別解消推進法の節局的活用の課題」の項では、明治以降150年間の部落差別解消過程を捉えたときに、2/3の100年間近くは「社会的容認・黙認」の状態であり、改めて、今回の法制定を世界人権宣言採択70年の今年から、本気で活用していくことが問われていると言えます。

 「部落解放への展望は根源的民主主義の実現」であることが問われている中、「民主主義の原理における三大原則」として「平等の原則=機会の均等、結果の平等、政治の平等、経済の平等、社会の平等」「参加の原則=政治参加、参政権、日常生活圏域における意志決定への参加」「自治の原則=住民自治(自分たちのことは自分たちで決定する)、地方自治」をしっかりと踏まえて、「部落解放運動における民主主義実現への歴史的任務」として、「部落問題解決の取り組みを常に他の困難を抱えた人たちの問題解決へと押し上げていく日常的な取り組みにすること(「ソーシャル・インクルージョン」の視点の堅持と「人権のまちづくり」運動の推進)」「平等の原則を徹底的に貫く「人権の法制度」確立をめざし、積極的な政治参加のあり方を追求すること」「民主主義の理念の貫かれた人権教育・人権啓発活動を強力に推進すること(「人権とは個人の権利として表象化された民主主義の理念」との視点を堅持)」の課題に取り組んでいく決意を新たにすることの後押しをされるような内容でした。

 私も、昨年9月定例会で、部落差別解消推進法の県としての具体化について、質問をしたところであるが、我々自身が、この法制定を活用した取り組みに注力していきたいものです。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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