2月1日「『死の商人』の言いなりで、兵器を買うな」

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 安倍総理は、1月22日の衆院本会議で施政方針演説をおこない、防衛力の強化に関して「専守防衛は当然の大前提としながら、従来の延長線上ではなく国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を見定めてまいります」と述べました。

 その上で、来年度予算案の最大の争点のひとつが5兆円を超える史上最大の防衛予算です。

 防衛関係費は2003年度から10年連続で減少していましたが、第二次安倍政権となって以降、6年連続で増加し続けています。

 防衛予算の内訳を見ると、攻撃型兵器と超高額兵器が並び、自衛隊の次期戦闘機「F35」は搭載すべきソフトが未完成にもかかわらず、1機147億円で42機を配備することとなっており、対空型無人機「グローバルホーク」が189億円で3機、輸送機「V22オスプレイ」は114億円で17機を導入予定となっています。

  極めつきは、どこまで現実性があるか分からないが、ミサイル迎撃のための「イージス・アショア」は、2基で総額1600億円も計上されています。

 しかし、本日明らかになったのは、米国防総省ミサイル防衛局は31日、ハワイ州で行った、日米両国が共同開発中の迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の迎撃実験が「失敗した」ことです。

 SM3ブロック2Aの実験失敗は、昨年6月に次いで2回連続で、日米両国は北朝鮮のミサイル開発に対抗するため、海上自衛隊のイージス艦や陸上配備型システム「イージス・アショア」に配備される予定で、米国務省は今月、日本にミサイル4発などを総額約145億円で売却することを承認していたものです。

 昨年、米国トランプ大統領が訪日会談後の共同記者会見で、力を込めたのは、日本に武器購入を迫った場面で、「非常に重要なのは、日本が膨大な武器を追加で買うことだ。我々は世界最強の武器をつくっている」とのセールス・トークから切り出し、「完全なステルス機能を持つF35戦闘機も、多様なミサイルもある」と具体的品目の購入を迫った経過があります。

 搭載ソフトが未完成な戦闘機や迎撃実験に失敗する迎撃ミサイルなどを購入させられるようなことに、なぜ多額の軍事費が計上されなければならないのか。

 「北朝鮮の脅威」を自ら作り出しておいて、アメリカ製兵器を大量に売り込み、自衛隊に米軍肩代わりをさせるということを日本にやらせようというのが、「アメリカファースト」の死の商人・トランプ氏の狙いであるということをしっかり踏まえて、膨張する軍事費に対して、国会審議で追及して頂きたいものです。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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