FC2ブログ

4月13日「アート・文化は命を助ける」

resize5157.jpg

 昨夜の「クローズアップ現代」に地区防災計画学会学会会長でお世話になった室崎益輝兵庫県立大学防災教育研究センター長が出演されて、熊本城を前に「人間が生きていくうえでは、命だけではなくて文化が必要なんですね。第2次世界大戦のあとで、ナチスによって破壊された街の人々がどうしたかっていうと、壊されたれんがを1つ1つ拾い集めて、元どおりの建物にするんです。まさにそれは、自分たちの文化が元に戻るということが、復興の大きな力になるんだということだと思うんですよね。まさに熊本城もそうだと思うんです。熊本城がよみがえることによって勇気が湧いてくる、希望が湧いてくるということだと思うんですね。まさに心の復興の推進力が文化だというふうに思うんですね。」とナチスと文化について述べられていました。

 それを観て、3月3日に高知で開催された地区防災計画学会大会で、下知地区の藁工アートミュージアムで防災とアートについて取り組まれている松本さんのコメントに触れて述べられた「ヒトラーが他民族を滅亡させるために奪おうとしたのは、全ての命と全ての文化であった。命と文化は同じくらい大事で、アート・文化は命を助けることにもなる。」とのコメントを思い出しました。

 また、室崎先生は、災害復興についても災害復興学会でお世話になっているが、復興学会誌第17号で「復興の前提としての被災調査とコミュニケーション-被災者に寄り添う原点を忘れずに」を昨日手にして、「阪神・淡路大震災で、私たちは、復興はプロセスが鍵で、プロセスさえ良ければ、復興は正しい方向に向かうことを学んだ。『始め良ければすべて良し』と同じように、『過程良ければすべて良し』である。つまり、説得と納得のプロセスが大事で、そのための場としての復興まちづくり協議会、そのための糧としての復興支援情報が欠かせない。納得という言葉を使ったが、東日本大震災の後、2013 年3 月、東北大学でマイケル・サンデルの白熱教室が開催された時に、復興を急ぐ被災地の識者を諭すように、『特定の意見を押し付けるための合意形成ではなく、違いを認め合うための納得過程が大切だ』と主張されたことが、今でも鮮明に私の記憶の中にある。我が意を得たりと感じたからである。その納得過程はコミュニケーションそのものである。」という文章に触れることができました。

 コミュニケーションの場と過程を大事にしてきた下知地区防災計画をはじめとした防災・減災の取り組みを、これからも大事にしていきたいとの思いを強くしている熊本地震から2年を経ようとしている今日この頃です。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

リンク
FC2カウンター
最新記事
プロフィール

sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

QRコード
QR