FC2ブログ

5月5日「子どもを大切にしない地域・社会は未来を失う」

resize5216.jpg
resize5215.jpg
resize5214.jpg

 今日は、子どもの日ですが、14歳以下の子どもの数は、1553万人で、37年連続の減少となっています。

 総人口に占める割合は12.3%で、人口4千万人以上の32カ国のうち、日本の子どもの割合が最も低いとのことです。

 本県は、8万人で、人口に占める割合は、11.3%と全国で43番目となっています。 そんな少子化を象徴するような数字が並ぶが、子どもたちを生み、育てやすい社会ではない証でもあるのではないでしょうか。

 「子どもの貧困元年」といわれるのが2008年です。

 それから10年を経て「貧困の連鎖」は深刻さを増しているかもしれません。

 今朝の高知新聞社説によると「平均的所得の半分に満たない家庭で暮らす18歳未満の割合を示す「子どもの貧困率」は15年時点で13.9%。とりわけ、ひとり親家庭の貧困率は50%を超えていまる。高知県が昨年公表した調査では、進学希望を「高校まで」とした「生活困難世帯」の中高生が、それ以外の世帯の約1.8倍に上った。貧困が生む教育機会の不平等、格差を許す社会であってはならない。」と指摘されています。

 しかし、最近話題の吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」に登場する主人公コペル君の友人の浦川君の家庭の貧困状況から、「残念な話だが今の世の中では、からだをこわしたら一番こまる人たちが、一番からだをこわしやすい境遇に生きているんだ。粗悪な食物、不衛生な住居、それに毎日の仕事だって、翌日までに疲れを残さないようになどと、ぜいたくなことは言っていられない。毎日、毎日、追われるように働きつづけて生きてゆくのだ。」というおじさんのノートにあります。

 80年前に書かれたこの状態と、現在の「貧困の連鎖」状態の家庭は、大きく変わっていないのではないかと思わざるをえません。

 私たちは、このような状態に置かれるような社会を放置してはならないのです。

 本県でも、数年前から「厳しい環境におかれた子どもたち」への支援施策の拡充を図っているが、子どもたちが住みやすい社会や地域の実現に向けて、子どもを取り巻く環境を改善し、充実させることだけでなく、その連鎖を断ちきるための親も子も住み続けることができ、幸福を感じられる地域・社会づくりを目指していかなければなりません。

 そして、2年前にお話を伺った園田雅春大阪成蹊大学教授の「『一人の子どもを粗末にするとき、その学校その教育は光を失い、その地域は未来を失う』粗末にされがちな子どもとはいったいだれか。被差別マイノリティ、社会経済的格差に打ちひしがれている子どもである。いや、現にその子どもたちは粗末にされた状態にある。自尊感情の形成に金はかからない。学校ではこれの集団的な形成が可能なのだ。」と言う言葉を肝に銘じて、子どもたちと向き合いたいと思います。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

リンク
FC2カウンター
最新記事
プロフィール

sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

QRコード
QR