6月9日「『忖度』がはびこる今だからこそ、政権に毅然たる態度を評価」

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 昨今、政治家や官僚の忖度ばかりが目立っている中、毅然とした態度を取られている文化人、学者がいることに、政治家・官僚もしっかりしろよと言いたくなります。

 昨日は、第71回カンヌ国際映画祭で、メガホンを取った「万引き家族」が最高賞「パルムドール」を受賞した是枝裕和監督が、林文部科学相が文科省に招いて祝意を伝える考えを示したところHPに「『祝意』に関して」と題した辞退の文章を掲載したそうです。

 今回の受賞を顕彰したいという自治体などからの申し出を全て断っていると明かした上で「映画がかつて『国益』や『国策』と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、公権力とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないか」とつづっています。

 また、5月16日、法政大学の田中優子総長は、文部科学省や外郭団体が研究者らに交付する科学研究費(科研費)について、自民党の国会議員らが繰り広げる「反日活動に協力する学者に配られている」とのキャンペーンに対して、「自由で闊達な言論・表現空間を創造します」というメッセージを発表しています。

 田中総長はメッセージに「適切な反証なく圧力によって研究者のデータや言論をねじふせるようなことがあれば、断じてそれを許してはなりません」と記したが、科研費問題に加えて、働き方改革の不適切データ問題で同大学の上西教授が中傷されたことも異例の発表の動機になったということだが、おかしいことをおかしいというのは、極めて当然のことであり、財政的に締め上げられて、科学研究費も削られてはと、口をつぐんで時の政権に都合の良い研究しかやらなくなれば。大学の存在意義はなくなってしまうのではと懸念します。

 だからこそ、この二人の毅然たる姿勢を、評価する声が高くなっているのではないでしょうか。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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