6月29日「ブロック塀の悲劇を起こさないために」

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 小学生がブロック塀の下敷きになって死亡した大阪府北部地震で、ブロック塀の危険性が改めてクローズアップされ、県議会質問戦でも、取り上げられています。

 昨日も、我が会派の橋本議員が取り上げましたが、県教委の昨年8月調査では、県内公立小中にブロック塀などが計490カ所、うち46カ所が「危険」、203カ所が「注意が必要」と判定されたとのことです。

 県教委は今後の緊急点検で危険箇所が増える可能性もあるが、「文科省と連携し、学校の安全対策が着実に進むよう取り組む」とています。

 また、県の推計では、県内の住宅ブロック塀は13万カ所、避難路沿いの危険箇所は5千カ所、あるとのことです。

 高知県内では2012年度から複数の市町村が改修工事に対する補助制度を設けているが、昨年度の補助件数は178件で、これまでの合計でも668件と改修が進んでいるとは言い難い状況です。

 県住宅課によると、現在29市町村がブロック塀の撤去やフェンスへの変更に補助金を出しており、補助額は20万5千円(一部20万円)を上限に国、県と費用を分担しているが、このうち8市町村は独自に9万5千~19万5千円の上乗せ補助をしています。

 ブロック塀の倒壊で死者が出た16年4月の熊本地震をきっかけに改修補助金の利用は増加傾向にあるが、まだまだ危険箇所が多く残っているといわざるをえません。

 国は1978年の宮城県沖地震で18人がブロック塀などの下敷きになって死亡したことを受け、建築基準法施行令を改正し、「壁の高さは2・2メートル以下」「壁内に直径9ミリ以上の鉄筋を縦横80センチ以下の間隔で配置する」ことなどを求めているが、これからの点検・改修への取り組みが、急がれます。
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Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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