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7月12日「『都市計画道路はりまや町一宮線』工事再開に納得いかず」

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 議会閉会後、ただちに「平成30年度7月豪雨」へと続く状況に至り、関連する思いを綴る機会が多く、7月6日に閉会した6月定例会のことについても、報告する機会を失っていましたが、ここで若干させて頂きます。

 県議会6月定例会は、2018年度一般会計補正予算案5億1300万円など執行部提出の24議案を全会一敦で可決、承認、同意し、閉会しました。

 中でも「はりまや町一宮線」の拡幅工事関連費用2億3900万円を盛り込んだ補正予算については、工事を再開して、4車線整備を進めるための設計予算については、所属する産業振興土木委員会でも、反対の立場から発言などもしました。

 この「はりまや工区」は、これまで7年間工事を中断していましたが、昨年からまちづくり協議会を5回開催し、2回のパブリックコメント実施、整備のあり方について議論を重ね、本年2月には、「希少動植物が生息する自然環境や新堀川界隈に残る史跡などと調和を図り、安全で安心できる道路整備を進めるためには、「新たな道路計画案」が相応しい」との提言が協議会から出され、4月には、高知市長の「子どもたちの安全確保のため、「新たな道路計画案」により早期に整備を進めていただきたい」との意見を受けたことから、県が工事再開を判断したというものです。

 「安全でスムーズな交通の確保」「希少動植物生息・生育する環境の保全」「歴史や文化の保全と再生」「歴史や文化、自然環境を活かしたまちづくり」を配慮した「新たな道路計画案」で工事再開するというものですが、この4点の配慮のあり方がけっして、これまで7年間も中断していた工事を再開するに充分な「配慮」ではないとの観点から議論をさせて頂きました。

 まず、「新たな道路計画案」をとりまとめた「まちづくり協議会」での協議のあり方が国交省が示している道路計画策定プロセスガイドラインの計画策定プロセスの透明性、客観性、合理性、公正性の向上に資することができたかというとはなはだ疑問な点が多かったこと。

 また、「4車線への道路拡幅前提の自転車歩行者道での安全確保が子どもの安全最優先とは言えるものではない」こと。

 希少野生動植物の保護を巡っても、中断前の期間を含め約10年間にわたり蓄積されたデータが第三者によって充分に、客観的に評価・検証がされたとは言い難く、工事再開によって定着・保護の可能性も担保できないこと。

「歴史や文化の保全と再生」「歴史や文化、自然環境を活かしたまちづくり」も大きな配慮とされているが、手を加えた偽物によって保全と再生が図られるのか、また、歴史、文化、まちづくりの専門家も協議の場に加わっていなかったことなどを含めて、もう一度立ち止まって、充分に議論し、283mで39億円(国27.3、県9、市2.7億円)もかけた「新たな道路計画案」の見直しを求めました。

 しかし、工事再開に伴う設計関連の補正予算を減額する修正案も、県民から出された「はりまや町一宮線の工事を立ち止まって考えて頂くこと」を求める請願も少数で否決されました。

 また、意見書議案では、共産党が提出したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案の廃案を求める意見書案には、「県民の会」からも7人が賛成しましたが賛成少数で否決されました。

 今回の死者が200人を超すという「平成30年度7月豪雨」災害の救出支援、復旧・復興が一日でも早く進むことを願いながら、この災害からの教訓を次に活かしていける議会活動につなげていきたいと思います。
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川は道路に!

川は道路に、空き地はビルに!

新堀川の道路化が高知県議会で可決された。
10数年の反対運動を振り切ってだ。
大阪の梅田では沢山の公園化をはかっています。
高知は大都会に比べると緑が少ない町だ。
何も生産しないと思っている為政者には失望する。
特に岡崎市長に代わって、推進の音頭を取った尾崎知事にだ。

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sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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