FC2ブログ

7月28日「ここにも公文書隠蔽、辺野古埋立撤回を」

resize0294.jpg

 沖縄県・辺野古で進む米軍基地の建設について、翁長雄志知事がきのう、海面の埋め立て承認を撤回すると表明しました。

 県が理由にあげた指摘には、今月初めに沖縄防衛局が県側に部分開示した地質調査報告書には、埋め立て用の護岸を造成する沖合の海底の一部が、砂や粘土でできていて、想定とは大きく異なる軟弱地盤で、深さ40メートルにわたって重なっているというものがあります。

 これでは、政府が届け出ている設計や工法では建設は不可能で、その変更、そして費用の高騰は避けられないというものです。

 しかも、報告書は2年前の3月に完成していたのに、政府は明らかにせず、県民や県の情報公開請求を受けてようやく開示するなど、ここにも公文書の隠蔽体質が露呈されています。

 加えて、「他の調査結果を踏まえて総合的に強度を判断する」として具体的な対策を打ち出さず、工法の変更許可も申請していないとのことで、あまりに県民を蔑ろにした辺野古埋め立て工事の強硬姿勢ではないかと言わざるをえません。

 2013年に前知事から埋め立て承認を受けた際、政府は海域のサンゴや海草、希少種の藻を事前に移植すると言いながら、守らないまま工事に着手し、来月にも海への土砂投入を始めると表明しています。

 また、資材の運搬方法についても、陸路を経由させて海の環境を保護する、との約束はほごにされるなど、権力をもつ側がルールや手続きを平然と踏みにじるという、今の政権の根深い体質をここにも見受けられます。

 新基地建設を強行してきた政府は、翁長知事の埋立承認撤回に対して、さまざまな対抗措置を準備しているとみられ、再び司法の場での争いになると予想されるが、本来、政府がやるべきことは、長年基地の過重負担に苦しんでいる沖縄の状況を是正することであるはずです。

 政府は、これ以上、沖縄県民を踏みにじることなく、知事が民意を背に決断したことを尊重し、辺野古新基地建設は断念すべきではないでしょうか。

 そして、われわれヤマトンチュが沖縄のことだというのでなく、わがこととして考え、主張していくべきだと思います。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

リンク
FC2カウンター
最新記事
プロフィール

sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、四期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

QRコード
QR