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8月29日「コロナ禍で増加する児童虐待」

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 子どもが親などから虐待を受けたとして児童相談所が対応した件数は、昨年度、全国で20万件を超え過去最多を更新したことが、27日厚生労働省のまとめでわかりました。

 厚生労働省は「新型コロナウイルスの影響で子育てに悩む保護者が孤立するリスクは高まっていて見守り体制の強化を進めたい」としています。

 そのような全国状況の中で、本県は、児童虐待が583件と過去最多で、10年前(10年度、142件)の4倍超の水準で、前年度(458件)からの増加率は27%と全国で最も高かったという残念な結果となっています。

 もっとも多い心理的虐待は355件(前年度比114件増)で、全体の約6割を占め、このうち、子どもの前で配偶者らに暴力をふるう「面前DV」が183件(前年度比72件増)と最も多くなっています。

 次いで多い順に身体的虐待は133件(同46件増)で、ネグレクトは88件(同37件減)、性的虐待7件(同2件増)となっています。

 また、虐待相談の受け付けも過去最多の799件にのぼっています。

 県は「本県は経済的に厳しく、新型コロナウイルス流行による収入減の影響から家庭内暴力が増えたとみられる」とし、中央児相の森所長は「21年度(8月現在)は20年度同期に比べ相談、通告、認定とも減っているが、コロナの影響で経済的に厳しい家庭や孤立して子育てをする家庭がある。一時保護などの対応もしっかり行い、重大事案につながらないように対応していく」としています。

 ほぼ毎年会場参加させて頂いている認定NPO法人カンガルーの会の「子育て支援・児童虐待予防研修会」があり、昨日はオンラインで参加しました。

 昨日は、小児科医で最近は感染症対策で登場される吉川清志医師から「よいかげんの子育て~子育ては親育ち~」と題したお話しを聞かせて頂きましたが、5年前に講師でお招きした関西大学人間健康学部山縣文治教授は、マスコミの取材に応えて「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で保護者のストレスが蓄積し、虐待のリスクが高まっている。影響の長期化でそのリスクはさらに大きくなっていく可能性が高い。例年と比べて増加率は減少したが学校の臨時休校や、病院の受診控えなどにより、公的な機関が子育て世帯と接点をもつ機会が減少し、虐待を把握できなかった可能性もある」と指摘されています。

 官民挙げてのムーブメントとなっているSDGsには、ゴール16のターゲット2に「子どもに対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。」あります。

 より丁寧な社会での位置づけと地域の見守り、家庭への支援が必要になっているのではないでしょうか。
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sigeo0716

Author:sigeo0716
高知県議会議員。所属会派「県民の会」。
社民党・新社会党推薦。現在、5期目。
「憲法の精神を県政のすみずみに-希望・豊かさ・安心の県政を」を目指して、頑張ります。
趣味はプロレスを中心に格闘技TV観戦。上方落語・漫才鑑賞。

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